昨今日本の臨床研究をめぐる環境は一部の研究者による不正問題等によってますます厳しくなっております。当法人は臨床研究に関する知見及びその応用についての研究、知識の交換、生涯学習の奨励等を通して臨床研究の進歩普及を図り、もって我が国における臨床研究の推進及び質の向上に寄与することを目的とし2016年5月9日に設立されました。当学会では主に臨床医が現場で行う臨床研究をOn the Job Trainingで支援することに特化した活動を行っております。臨床研究に興味のある医師の研究サポートをすることで我が国における臨床研究の実践力の向上に努めます。サポートを希望される方は是非「お問い合わせ」ページよりご連絡下さい。
主な事業内容は以下の通りです
(1) 臨床研究の受託及び管理
(2) 臨床研究のプロトコール作成、モニタリング、DM、統計その他の支援業務
(3) EDCシステムの画面構築、システムの利用方法に関する指導及び相談業務等の支援業務
(4) 社会に対する臨床研究の普及及び啓発活動
(5) 生涯教育継続研修会等の開催
(6) 関連学術団体との連携及び協力
(7) 国際的な研究協力の推進
(8) 医療訴訟、医療トラブルに関するエビデンスに基づく第三者的意見書の作成(医師会員のみ)
<有用な外部リンクのご紹介>
1. 臨床医のためのRコマンダーによる医学統計解析マニュアル
2. わかりやすい利益相反:臨床研究を成功させるために(スライドシェア)
3. DeepL(高機能翻訳システムをブラウザで提供)
4. JANE(Journal/Author Name Estimator:論文の投稿先候補を気軽に検索できるサイト)
5. Beall's list(ハゲタカジャーナルを調べるサイト)
2. 実践対談編 臨床研究立ち上げから英語論文発表まで最速最短で行うための極意
→極意本の「実践・対談編」。日本臨床研究学会で極意を実践して論文を発表した先生との対談を通して知識を経験に落とし込むための臨床研究疑似体験本。
4. 臨床研究の道標(みちしるべ)―7つのステップで学ぶ研究デザイン(第1版)
→ 試験デザインのバイブル本。臨床研究をするうえでこの本程度の知識は最低限必要です。
5. EZRでやさしく学ぶ統計学~EBMの実践から臨床研究まで~2版
→医療統計の入門書。言わずと知れた神田先生の教科書。統計本としては必須アイテム。
日本臨床研究学会は特定非営利活動法人Japan Heartの活動を応援しています。